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カカオバター [cocoa butter]
カカオ豆を過熱圧縮し、ろ過して作った油脂。見た目がホワイトチョコレートに似ているため、つまみ食いして胸焼けをおこした事が何度か…。
ガナッシュ [ganache]
チョコレートに生クリーム、バター、牛乳等の液状の物を加えて混ぜたもの。チョコのセンターやケーキのコーティング、小型菓子などなど、色々な用途に使える万能選手です。
グラッセ [glacer]
菓子の表面に光沢をつけたり、つや出しをする事。方法は、表面をカラメル化する、シロップを塗る、フォンダンやチョコレート、ゼリーを薄くかける、糖液に浸して全体を被膜するなど、色々あります。クリスタルボンボンは糖液に浸すグラッセです。
ジャンドージャ [gianduja]
軽く焼いたナッツ類を砂糖、チョコレート、香料(バニラ等)を加えてすり潰しペースト状にしたもの。ちなみに「ジャンドージャ」はフランス風の発音。ドイツ風なら「ジャンドーヤ」。語源はイタリア語で「ジャンドゥィヤ」だそうです。
センター [centre]
ボンボンやチョコレートの中身の事。マツヤではチョコの中身は基本的に「センター」と呼称します。
ヌガチン [nougatine]
水飴、砂糖をカラメル色まで煮詰め、アーモンド等のナッツを加え、薄くのばしたもの。正確には「ヌガティーヌ」でしょうか。ヌガチンはこれを一口大に切ってセンターに使っています。
パルプ [pulp]
本来は果肉を裏ごしして、砂糖を加えずに煮たもの。ですので、杏のゼリー等に使っているのは正確にはパルプではないのですが、習慣&便宜的に「パルプ」と呼んでいます。
ピール [peel]
果物の皮。またはオレンジ、レモンの皮を砂糖漬けにしたもの。レーズンには刻んだレモンピールを、オレンジコンフィーにはオレンジのピールを使用しています。
ブイ・エス・オー・ピー [V.S.O.P]
ブランデーの熟成年数を表す言葉。
V.O. Very old 10年〜12年
V.S.O. Very super old 12年〜17年
V.S.O.P. Very super old pale 20年〜25年
X.O. Extra old 25年以上
ピューレ [puree]
果物を煮てから裏ごしし、ミキサー等にかけて滑らかで濃度のある状態にしたもの。
プラリネ [preline]
アーモンドをカラメルがけし砕いたもの。これをローラーにかけてすり潰したものがプラリネペーストです。
フォンダン [fondant]
砂糖、水、水飴を煮詰めて、白いペースト状に練り合わせたもの。当店では、これにパインの香料と水飴を加えて使用しています。
ポマードカ [pomadka]
練乳と砂糖を煮詰めたものを練って作る、淡いカラメル味のクリームです。湯せんにかけて溶かし、チョコやプラリネ等を混ぜて使用します。チョコのクリーム、抹茶のクリーム、アーモンドのクリームのベースとして使用しています。
マジパン [marzipan]
ナッツやフルーツと砂糖をペースト状にした素材。マツヤではプラムと杏(あんず)のマジパンを使用しています。
参考:『洋菓子用語辞典』 千石玲子・千石禎子・吉田菊次郎 編 白水社
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